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動物図鑑-イボイノシシ(Phacochoerus aethiopicus)

イボイノシシはアフリカ大陸中部~南部に分布しているイノシシの仲間で、映画「ライオン・キング」のプンバァのモデルとなっています。

日本では旭山動物園、富士サファリで展示されています。

イボイノシシについて!

イボイノシシは体長90~150cm程度にまで成長する鯨偶蹄目イノシシ科イボイノシシ属のイノシシです。

イボイノシシは黒褐色の体毛に覆われており、頭部~背中には長い鬣(たてがみ)があります

下顎の犬歯が大きく発達しており、外部からも見えるほどになります。

この犬歯を使ってメスを巡った争いや外敵からの防衛行動をとります。

食性は植物食傾向の強い雑食で、植物の葉や根を主食に、昆虫、腐肉を食べる事もあります。

和名イボイノシシ
学名Phacochoerus aethiopicus
英名Desert warthog
鯨偶蹄目(Cetartiodactyla)
イノシシ科(Suidae)
イボイノシシ属(Phacochoerus)
分布サハラ大陸以南のアフリカ大陸
生息環境サバンナ、森林

イボイノシシはサハラ砂漠以南のアフリカ大陸に分布しています。

サバンナや森林に生息しており、岩陰の隙間や他の動物が作った巣穴を使用します。 

普段は1~2頭のメスと子供で形成される小さな群れを作り、繁殖期にはこの小さな群れにオスが加わります。

繁殖期にはオス同士がメスをめぐって争う事があります。

メスは1度に2~6頭を出産し、新しい子供が生まれるとそれまで群れに入っていた若い個体は追い出されて独立して生活するようになります。

大型の肉食獣に狙われる事がありますが、成獣は襲われた際は鋭い牙を使って反撃する事から、主に狙われるのは幼獣です。

イボイノシシを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

イボイノシシを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

イボイノシシと旭山動物園

旭山動物園では かば館にてイボイノシシを展示しています。

旭山動物園では屋内と屋外の展示場があり、上の写真は屋内の展示場のものです。

屋外に展示されている時はダチョウと一緒に展示されている姿も見ることができるようです。(2021年にオスの個体が亡くなってしまったようです。メスが飼育されている?)

このエリアではイボイノシシの他にカバ、ダチョウが展示されています。

イボイノシシを展示している施設の一覧

イボイノシシを展示しているJAZA加入の施設は2ヵ所です。

旭山動物園富士サファリ 

ここまで

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