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動物図鑑-シタツンガ(Tragelaphus spekii)

シタツンガはアフリカ中部に分布しているウシの仲間で、オスの個体には太く湾曲した角があります。

シタツンガについて!

シタツンガは体長140~170cm程度にまで成長する鯨偶蹄目ウシ科ブッシュバック属の動物です。

肩高は80~125cm、体重は大きな個体で100kg以上になり、オスの方が大型になります。

上の画像はメスの個体です。

シタツンガはメスは明るい茶色、オスはメスよりも黒っぽい体色をしています。

体側には白色の横縞模様や斑点があり、顔部にも白色の斑紋がある個体が多いです。

見にくいですが、上の画像はオスです。

オスの個体にはメスの個体では見られない太く湾曲した角があります。

水辺での生活に適応しており、水辺でもほとんど無音で歩くことができます。

優れた聴力を持っており、素早く危険を察知することができます。

食性は草食でガマ、スゲ、キビなど水辺に生える草を主食としています。

和名シタツンガ
学名Tragelaphus spekii
英名Sitatunga
鯨偶蹄目(Cetartiodactyla)
ウシ科(Bovidae)
ブッシュバック属(Tragelaphus)
分布アフリカ大陸中部
生息環境湿地、水辺

シタツンガはアフリカ大陸中部に分布しています。

現在では3つの亜種に分類されています。

湿地や沼地などの水場の近くに生息しており、特徴的な長い蹄が広がるため、沼地などでも沈まずに歩くことがあります。

夜行性の種類で、単独orペアで生活しており、危険を察知した場合は水の中に飛びこみ、鼻先だけを水中から出して外敵が居なくなるまでは水中に潜みます。

性的成熟まで1年~1年半程度で、繁殖時には一夫多妻制をとっており、メスを巡ってオスが争う事があります。

妊娠期間は約8か月で、子供は他の子共が生まれても大きくなるまでは親についていきます。

一部地域では個体数が激減していますが、全体的には絶滅の危惧はされていないと考えられています。

シタツンガを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

シタツンガを展示しているJAZA加入の施設は7ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

シタツンガと千葉市動物公園

千葉市動物公園では平原ゾーンにてシタツンガを展示しています。

千葉市動物公園では大きな丘のある展示場で他の鳥類と一緒に展示されており、展示場に出ている個体と上のように柵内で展示されている個体がいました。

同じ展示場内ではダチョウ、ホオジロカンムリヅル、ハゴロモヅルが展示されています。

同じエリア内ではブチハイエナ、チーター、ライオン、アジアゾウ、ミーアキャット、キリン、シロオリックスなど大きな動物も多く展示されています。

シタツンガを展示している施設の一覧

シタツンガを展示しているJAZA加入の施設は7ヵ所です。

盛岡市動物公園岩手サファリ東武動物公園
千葉市動物公園富士サファリ王子動物園
姫路セントラルパーク  

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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