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動物図鑑-ホンドテン(Martes melampus)

ホンドテンは本州・四国・九州に分布しており、北海道の一部にも移入された個体が定着しています。

別種に見えるほど体毛の色に違いがあります。

 

 

ホンドテンについて!

ホンドテンは体長40~50cm程度にまで成長するネコ目イタチ科テン属の動物です。

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ホンドテンは個体によって体色の差異が大きく、黄色っぽい色をしたキテンと呼ばれるものや、黒褐色をしたスステンと呼ばれるものまでいます。

冬眠をせずに、1年中活動し、活動する時間帯は特に決まっていません。

夏毛と冬毛で生え変わり、冬毛の方が夏毛よりも淡色っぽい見た目をしています。

食性は雑食で、実、小型の哺乳類、鳥類、爬虫類、両生類、昆虫類などを捕食しています。

 

和名 ホンドテン
学名 Martes melampus
英名 Japanese marten
ネコ目(Carnivora)
イタチ科(Mustelidae)
テン属(Martes)
分布 本州・四国・九州
生息環境 森林

ホンドテンは本州・四国・九州に自然分布しています。(北海道には南部と中央部に移入されています。)

森林の沢や川沿いに生息しており、通常は単独で行動します。

普通は1度に1頭を出産し、生後3~4ヵ月程度で子供は母親から離れて狩りをするようになります。

北海道に移入された個体は毛皮用に養殖された個体を逃がした事が発端となっています。

テンの仲間の毛皮は評価が高く、毛皮用に養殖される事もあります。

ホンドテンを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ホンドテンを展示しているJAZA加入の施設は15ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ホンドテンと旭山動物園

旭山動物園では北海道小動物コーナーにてホンドテンを展示しています。

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旭山動物園では秋に訪れると上の画像のように赤茶色の体色をしている体色をしています。

私が訪れた際には上のように活発に活動していました。

このエリアではエゾクロテン、エゾユキウサギ、エゾタヌキ、エゾモモンガなどを展示しています。

ホンドテンを展示している施設の一覧

ホンドテンを展示しているJAZA加入の施設は15ヵ所です。

弥生いこいの広場 大森山動物園 盛岡市動物公園
八木山動物公園 東武動物公園 井の頭自然文化園
野毛山動物園 富山ファミリーパーク 小諸動物園
池田動物園 高知アニマルランド 安佐動物公園
福岡市動物園 フェニックス動物園 平川動物公園

 

ここまで

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