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動物図鑑-マヌルネコ(Otocolobus manul)

マヌルネコはモフモフとした見た目から人気の高い動物で、アジアの広い範囲に分布しています。

 

 

マヌルネコについて!

マヌルネコは体長50~65cm程度にまで成長するネコ目ネコ科Otocolobus属の動物です。

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マヌルネコは灰褐色の体色をしており、寒冷な環境に生息しているため全身が長い体毛に覆われています。

腰部には薄い茶色の縞模様が入り、尻尾は黒色の縞模様があります。

 

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顔部は喉部が白色で、目から頬まで黒色の模様があり、頬には白色の毛があります。

食性は肉食でウサギやネズミなどの小型の哺乳類、鳥類などを捕食しています。

獲物に忍び足で近づいて飛び掛かったり、獲物が巣穴から出てくるのを待ち構えて餌を捕えます。

 

和名 マヌルネコ
学名 Otocolobus manul
英名 Manul
ネコ目(Carnivora)
ネコ科(Felidae)
Otocolobus属(Otocolobus)
分布

中国、インド、イラン、ネパール

アフガニスタン、カザフスタンなど

生息環境 岩場、草原

マヌルネコは中国、モンゴル、インド、イラン、ネパール、アフガニスタン、カザフスタンなどに分布しています。

標高450~5,000m付近の標高の高い岩場やステップ、草原、半砂漠などに生息しています。

妊娠期間は約2ヵ月~2ヵ月半で、多くの場合は2~4頭を出産します。

生息環境の開発、狩猟、餌の減少などの理由で生息数が減少しています。

感染症にかかりやすく、飼育下での繁殖が難しい種類です。(高地の菌の少ない環境に生息しているため、耐性が弱い)

マヌルネコを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

マヌルネコを展示しているJAZA加入の施設は7ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

マヌルネコと旭山動物園

旭山動物園では小獣舎にてマヌルネコを展示しています。

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旭山動物園では1頭のマヌルネコを展示しています。(埼玉こども動物自然公園から来園)

展示場内の高所にある岩場に座ってじっとしていました。

マヌルネコの近くではホッキョクギツネ、レッサーパンダ、ヤマアラシなどを展示しています。

マヌルネコと上野動物園

上野動物園では小獣館にてマヌルネコを展示しています。

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上野動物園では7頭?のマヌルネコが飼育されており、上のように明るい展示場と暗い展示場の2ヵ所で展示されています。

2021年3月には2頭の子供が誕生しています。

小獣館では小型の哺乳類が数多く展示されており、ここでしか見られないような種類も展示されています。

マヌルネコを展示している施設の一覧

マヌルネコを展示しているJAZA加入の施設は7ヵ所です。

旭山動物園 那須どうぶつ王国 埼玉こども動物公園
上野動物園 東山動物園 王子動物園
神戸どうぶつ王国    

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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