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動物図鑑-マーラ(Dolichotis patagonum)

マーラはアルゼンチンの一部に生息しているテンジクネズミ科の動物で、日本の動物園でも多くの施設で飼育されています。

 

 

マーラについて!

マーラは体長70~75cm程度に成長するネズミ目テンジクネズミ科マーラ属の動物です。

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マーラは背中側は黒褐色、胴体の腹部近くは赤褐色、腹側は白色をしています。

足は細く頼りない感じがしますが、45km/hほどの速度で走ることができます。

 

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長い耳介をしており、オスは座りながら肉食獣を警戒している事が多いです。(メスは繁殖行動のため、オスよりも食料が必要のため)

食性は草食で植物の葉や果実を食べています。

 

和名 マーラ
学名 Dolichotis patagonum
英名 Patagonian cavy
齧歯目(Rodentia)
テンジクネズミ科(Caviidae)
マーラ属(Dolichotis)
分布 アルゼンチン
生息環境 森林

マーラはアルゼンチン南西部に分布しています。 

藪地、森林、サバンナ、草原に生息しており、普通はペアで行動します。

繁殖期になると子育てのための巣穴を掘り、これは多くのペアで共有して使用します。

野生下では1度に1~2頭の子供を出産し、巣穴を共同で見張りを行います。

毛皮あを目的に狩猟される事があり、生息環境が農地に開発されている事もあり生息数が減少しています。

マーラを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年5月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

マーラを展示しているJAZA加入の施設は30ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

マーラと井の頭自然文化園

井の頭自然文化園では本園にてマーラを展示しています。

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井の頭自然文化園では多くの個体が展示されており、何度も繁殖に成功している施設のため、繁殖しているタイミングに訪れると赤ちゃんや子供を見ることができます。

マーラが展示されているエリアの近くではフェネック、ヤマアラシ、ミーアキャット、カピバラなどを展示しています。

マーラと八景島シーパラダイス

八景島シーパラダイスではフォレストリウムにてマーラを展示しています。

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八景島シーパラダイスは野外の展示エリアであるフォレストリウムでマーラを展示しており、上の画像の柵内は通路になっており、直接見る事もできます。

同じ展示場内にオシドリ、コールダック、コールダック、ベニフラミンゴ、チリーフラミンゴ、カピバラが展示されています。

マーラを展示している施設の一覧

マーラを展示しているJAZA加入の施設は30ヵ所です。

岩手サファリ 宇都宮動物園 那須どうぶつ王国
桐生が岡動物園 群馬サファリ かみね動物園
埼玉こども動物公園 狭山智光山動物園 井の頭自然文化園
市原ぞうの国 八景島シーパラダイス いしかわ動物園
茶臼山動物園 楽寿園 富士サファリ
伊豆アニマルキングダム シャボテン動物公園 岡崎動物園
和歌山城公園 アドベンチャーワールド 天王寺動物園
神戸どうぶつ王国 姫路セントラルパーク とくしま動物園
久留米鳥類センター 海の中道水族館 長崎バイオパーク
九州サファリ フェニックス動物園 平川動物公園

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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