動物図鑑-ヤギ(家畜)(Capra hircus domestic)

ヤギは世界中の様々な地域で飼育されている家畜で、多くの品種が生み出されました。

他の家畜と比べても粗食に強く、乾燥にも強いため、他の家畜にとっては厳しい環境でも飼育する事ができる家畜とされています。

ヤギ(家畜)について！

ヤギ(家畜)は品種によって体長は様々で、体長40～150cm程度と言われています。

ヤギは上のように白色の体色をした品種が多いですが、ピグミーゴートのように体色が付いている品種もいます。

日本で飼育されている品種のほとんどがスイス西部のザーネン谷原産のザーネン種を日本の気候に合うように品種改良したものや、ザーネン種との雑種です。

上のように風格のある見た目をしている品種もあります。(品種不明？)

品種によって食肉用、毛用、乳用など目的に沿って品種改良されています。

品種や血統によっては上のように角があるものもありますが、ペット用に飼育される品種・血統のほとんどが角がありません。 

食性は草食で、植物全般を好き嫌い少なく何でも良く食べます。

ヤギは粗食にもよく耐え、他の家畜と比較しても乾燥に強いため、世界中で飼育されており、様々な品種が生み出されました。

家畜としてのヤギは食肉やヤギ乳、毛を利用するために飼育されています。

カシミアやアンゴラといったものはヤギの毛を使ったものです。(品種によってヤギの毛の名称が異なります。)

近年では、除草や実験動物などに使用される事もあります。

逃げ出したヤギが定着し、繁殖力が高く適応力が非常に高いので、植物を食べつくして森林を破壊した例もあります。(特に離島で多いです。)

世界の侵略的外来種ワースト100に選ばれています。

ヤギ(家畜)を展示している施設！

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ヤギと旭山動物園

旭山動物園では第2こども牧場にてヤギを展示しています。

旭山動物園では牧場内の小さな放牧場のような場所でヤギを展示しており、上のように角のある立派な個体が展示されていました。

このエリアではブタ(家畜)、ヒツジ(サフォーク)、ヒツジ(ポールドセット)が展示されています。

ヤギと千葉市動物公園

千葉市動物公園では子ども動物園にてヤギ(シバヤギ)を展示しています。

千葉市動物公園では上のように多くのシバヤギが同じ展示場内で展示されており、ヒツジも一緒に展示されています。

このエリアではアルダブラゾウガメ、ケヅメリクガメ、ベニコンゴウインコ、ルリコンゴウインコ、ロバ、ウマ、ブタ、オグロプレーリードッグ、フンボルトペンギンなどが展示されています。

ヤギ(家畜)を展示している施設の一覧

ヤギ(品種不明・雑種)を展示しているJAZA加入の施設は39ヵ所です。

ヤギ(ザーネン種)を展示しているJAZA加入の施設は8ヵ所です。

ヤギ(シバヤギ)を展示しているJAZA加入の施設は19ヵ所です。

ヤギ(トカラヤギ)を展示しているJAZA加入の施設は39ヵ所です。

ヤギ(ピグミーゴート)を展示しているJAZA加入の施設は39ヵ所です。

ヤギ(ミミナガヤギ)を展示しているJAZA加入の施設は39ヵ所です。

ここまで

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