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動物園・水族館両生類図鑑-ハナダイモリ(Cynops cyanurus)

ハナダイモリは中国の貴州省西部、雲南省中部の標高の高い位置にある池などに分布しています。

「アオイモリ」と呼ばれる事もあります。

 

 

ハナダイモリについて!

ハナダイモリは全長11cm程度にまで成長する有尾目イモリ科イモリ属のイモリです。

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ハナダイモリは黒色の体色をしており、腹面は橙色や赤色をしています。

目の後方に橙色の斑点が1~2個入る場合が多く、オスの個体は繁殖期になると尾の側面が青色になります。

食性は肉食で昆虫などを捕食しています。

 

和名 ハナダイモリ
学名 Cynops cyanurus
英名 Blue-tailed Fire-bellied Newt
有尾目(Caudata)
イモリ科(Salamandridae)
イモリ属(Cynops)
分布 中国の貴州省西部、雲南省中部
生息環境 標高2,000m付近の池

ハナダイモリは中国の貴州省西部、雲南省中部に分布しています。

標高2,000m程度の池や水田など限られた環境にのみ生息しています。

4~10月が繁殖期で、夜間に1日に約4個産卵します。(平均で57日間続けて産卵するようです)

日本ではペットとして飼育される事がありますが、近年は輸入されていない事からほとんど流通していません。

ハナダイモリを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ハナダイモリを展示しているJAZA加入の施設は東山動物園のみとなっています。

ハナダイモリと東山動物園

東山動物園では自然動物館にてハナダイモリを展示しています。

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 東山動物園では多くのハナダイモリを展示しており、活発に動く個体も見ることができました。

このエリアではハナダイモリの他にシリケンイモリ、スペインイボイモリ、マダライモリなどのイモリの仲間が展示されています。

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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