シュレーゲルアオガエルは本州・四国・九州に分布している日本固有種で、泡に包まれた卵塊を産卵します。
虹彩が黄色をしている事や目の周りの模様で他の日本産のカエルと見分ける事ができます。
シュレーゲルアオガエルについて!
シュレーゲルアオガエルは体長5cm程度にまで成長する無尾目アオガエル科アオガエル属のカエルです。
シュレーゲルアオガエルは明るい緑色の体色をしており、環境に応じて体色を変化させている場合もあります。
本種の研究に関わったオランダのライデン王立自然史博物館館長だったヘルマン・シュレーゲルが名前の由来になっています。
ニホンアマガエルと似ていますが、シュレーゲルアオガエルには鼻から目にかけて暗色の筋が無い事で見分ける事ができます。
食性は肉食で昆虫や節足動物を捕食しています。
和名 | シュレーゲルアオガエル |
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学名 | Rhacophorus schlegelii |
英名 | Schlegel's green tree frog |
目 | 無尾目(Anura) |
科 | アオガエル科(Rhacophoridae) |
属 | アオガエル属(Rhacophorus) |
分布 | 日本固有種 |
生息環境 | 水田、森林 |
シュレーゲルアオガエルは本州・四国・九州とその周りの島に分布している日本固有種です。
水田や森林生息しています。
繁殖期は地域により差がありますが、多くの地域で4~5月に行われます。
クリーム色の泡に包まれた卵塊を産卵し、一度に200~300個を産卵します。(土の中に産卵する事も多いです。)
栃木県、千葉県、兵庫県では準絶滅危惧に指定されています。
シュレーゲルアオガエルを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
シュレーゲルアオガエルを展示しているJAZA加入の施設は15ヵ所です。
展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。
シュレーゲルアオガエルと葛西臨海水族園
葛西臨海水族園では淡水生物館にてシュレーゲルアオガエルを展示しています。
葛西臨海水族園では複数の個体が一緒に展示されており、水槽の下の方ではトウキョウサンショウウオが展示されていました。
このエリアではシュレーゲルアオガエルの他にニホンアカガエル、ツチガエル、アズマヒキガエル、ニホンアマガエルなどのカエルの仲間が展示されていました。
シュレーゲルアオガエルを展示している施設の一覧
シュレーゲルアオガエルを展示しているJAZA加入の施設は15ヵ所です。
いわなしろカワセミ館 | 上野動物園 | 多摩動物公園 |
足立区生物園 | なかがわ水遊園 | 鴨川シーワールド |
葛西臨海水族園 | 寺泊水族博物館 | 富士水族館 |
京都動物園 | 志摩マリンランド | 須磨水族園 |
高知アニマルランド | 足摺海洋館 | おさかな館 |
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。