イヌガエルは犬のような鳴き声をしている事が名前の由来になっているカエルで、中国南部~ベトナム北部に分布しています。
日本では鳥羽水族館でのみ展示されています。
イヌガエルについて!
イヌガエルは体長8cm程度にまで成長する無尾目アカガエル科Hylarana属のカエルです。
イヌガエルは茶褐色の体色をしており、成体には目の後方に白色の丸模様があります。
目は上方に張り出しており、側面や腹側は白色をしています。
鳴き声が犬のように「ワン」と鳴くことが名前の由来となっています。
和名 | イヌガエル |
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学名 | Hylarana guentheri |
英名 | Gunther's frog |
目 | 無尾目(Anura) |
科 | アカガエル科(Ranidae) |
属 | Hylarana属(Hylarana) |
分布 | 中国、マカオ、台湾、ベトナム |
生息環境 | 池、湿地 |
イヌガエルは中国南部、マカオ、台湾、ベトナム中部に分布しています。
里山や山間部の湿地やため池に生息しています。
鳥羽水族館では2020年に日本で初めてイヌガエルの繁殖に成功しました。
イヌガエルを展示している施設!
情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
イヌガエルを展示しているJAZA加入の施設は鳥羽水族館のみとなっています。
イヌガエルと鳥羽水族館
鳥羽水族館では奇跡の森エリア、へんな生きもの研究所で展示されています。
鳥羽水族館では親ガエルをへんな生きもの研究所、繁殖した個体を奇跡の森エリアで展示していました。
イヌのように鳴いている姿を見ることはできませんでしたが、JAZA加入の施設のうちイヌガエルを展示している唯一の施設となっています。
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