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動物園・水族館両生類図鑑-ニホンアマガエル(Dryophytes japonica)

ニホンアマガエルは日本、朝鮮半島、中国東部に分布しているアマガエルの仲間です。

環境に応じて体色を変える事で知られています。

 

 

ニホンアマガエルについて!

ニホンアマガエルは体長4.5cm程度にまで成長する無尾目アマガエル科アマガエル属のカエルです。

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ニホンアマガエルは環境に応じて体色を変化させる事ができ、上の個体のようにまだら模様に変える事もできます。

体表を覆う粘膜には毒があり、触った後は目や口などを触る事なく手を洗う必要があります。

ニュースになる青色や黄色の個体は色素が欠乏した個体です。

「クワックワックワッ・・・」、「ゲッゲッゲッ」という鳴き声を発し、鳴き声を上げるのはオスのみです。(有名なカエルの歌は本種の鳴き声が歌詞になっています。)

食性は肉食で昆虫や節足動物を捕食しています。

似ている種類としてシュレーゲルアオガエルやモリアオガエルがいますが、鼻~目にかけて暗色の筋がある事などで見分けることができます。

 

和名 ニホンアマガエル
学名 Dryophytes japonica
英名 Japanese tree frog
無尾目(Anura)
アマガエル科(Hylidae)
アマガエル属(Dryophytes)
分布 日本、朝鮮半島、中国東部
生息環境 森林

ニホンアマガエルは日本、朝鮮半島、中国南部に分布しており、日本では北海道、本州、四国、九州、対馬、隠岐島、壱岐島、佐渡島、国後島などに分布しています。

一般的にイメージされるように河川や水田の近くよりも、森林の樹上に多く生息しています。

近年の調査で近畿地方を境に東西で遺伝子的に相違が見られる事が分かっています。

ニホンアマガエルを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ニホンアマガエルを展示しているJAZA加入の施設は27ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ニホンアマガエルと札幌円山動物園

札幌円山動物園ではは虫類・両生類館にてニホンアマガエルを展示しています。

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札幌円山動物園では上のような大きなケースでニホンアマガエルを展示しており、ニホンアマガエルの他にエゾアカガエルも展示しています。(この2種は北海道に自然分布している種類です。)

このエリアではニホンアマガエルの他にキオビヤドクガエル、コバルトヤドクガエル、マダガスカルキンイロガエル、ミツヅノコノハガエルなどのカエルが展示されています。

ニホンアマガエルと東山動物園

東山動物園では自然動物館にてニホンアマガエルを展示しています。

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東山動物園では上のように木の枝でレイアウトされたような水槽でニホンアマガエルを展示しています。

自然動物館の2Fでは爬虫類・両生類館を展示しており、ニホンアマガエルの他にアカメガエル、イエアメガエル、ナゴヤダルマガエル、アフリカウシガエル、スズガエルなど多くのカエルを展示しています。

ニホンアマガエルを展示している施設の一覧

ニホンアマガエルを展示しているJAZA加入の施設は27ヵ所です。

円山動物園 千歳水族館 男鹿水族館
いなわしろカワセミ館 大崎公園子供動物園 狭山智光山動物園
上野動物園 井の頭自然文化園 足立区生物園
横浜金沢動物園 なかがわ水遊園 鴨川シーワールド
サンシャイン水族館 葛西臨海水族園 富山ファミリーパーク
いしかわ動物園 東山動物園 富士水族館
碧南水族館 宮津水族館 京都水族館
須磨水族園 姫路水族館 池田動物園
高知アニマルランド おさかな館 到津の森公園

JAZA加入の施設で最も多く展示されているカエルです。(続いてアズマヒキガエル、ツチガエル) 

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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