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動物園・水族館両生類図鑑-キオビヤドクガエル(Dendrobates leucomelas)

キオビヤドクガエルは黄色の体色に黒色の横帯・斑点があるヤドクガエルで、日本で最も一般的に流通しているヤドクガエルです。

動物園・水族館で展示されている事も多く、他のヤドクガエルと比べると物怖じしない性格をしており、前面にいる事も多いです。

 

 

キオビヤドクガエルについて!

キオビヤドクガエルは体長4cm近くまで成長する無尾目ヤドクガエル科ヤドクガエル属のカエルです。

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キオビヤドクガエルは黄色の体色に黒色の横帯や斑点があります。(個体により模様が異なります。) 

指の先端が吸盤状になっています。

 

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有毒種で、吹矢にヤドクガエルの仲間の毒を塗って狩りを行ったことが「ヤドクガエル」の由来になっています。

食性は肉食で昆虫や節足動物を捕食しています。

 

和名 キオビヤドクガエル
学名 Dendrobates leucomelas
英名 Yellow-banded poison dart frog
無尾目(Anura)
ヤドクガエル科(Dendrobatidae)
ヤドクガエル属(Dendrobates)
分布 ガイアナ、コロンビア東部、ブラジル北部、ベネズエラ
生息環境 熱帯雨林

キオビヤドクガエルはガイアナ、コロンビア東部、ブラジル北部、ベネズエラの南米大陸北部に分布しています。

地上棲で、ヤドクガエルの仲間で唯一乾季に休眠を行います。

日本ではペットとして飼育される事があり、ヤドクガエルの仲間の中でも流通量が多い種類です。

主に飼育下繁殖個体が流通しており、ヤドクガエルの仲間としては丈夫で臆病な性格ではないため、ヤドクガエルの入門種として紹介される事も多いです。

野生個体は毒を持っている事で知られていますが、長期間飼育された個体や飼育下繁殖個体は毒を持たないと言われています。

キオビヤドクガエルを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

キオビヤドクガエルを展示しているJAZA加入の施設は16ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

キオビヤドクガエルと八景島シーパラダイス

八景島シーパラダイスでは海の源・豊かな森にくらす生きものたちエリアにてキオビヤドクガエルを展示しています。

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八景島シーパラダイスでは上のような水槽でキオビヤドクガエルを展示しており、黄色で目立つので簡単に見つける事ができます。

このエリアではキオビヤドクガエルの他にアイゾメヤドクガエル、マダラヤドクガエルを展示しています。

キオビヤドクガエルと鳥羽水族館

鳥羽水族館では奇跡の森にてキオビヤドクガエルを展示しています。

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鳥羽水族館では複数のキオビヤドクガエルを展示しており、ガラス面が綺麗で個体数も多いので観察しやすいです。

このエリアではキオビヤドクガエルの他にイチゴヤドクガエル、サビトマトガエル、ヒラタピパ、ミドリヒキガエル、コケガエル、アカメアマガエル、ニューギニアオオアマガエルなどを展示しています。

キオビヤドクガエルを展示している施設の一覧

キオビヤドクガエルを展示しているJAZA加入の施設は16ヵ所です。

円山動物園 登別ニクス 千歳水族館
男鹿水族館 上野動物園 足立区生物園
なかがわ水遊園 サンシャイン水族館 アクアパーク品川
いしかわ動物園 東山動物園 姫路セントラルパーク
鳥羽水族館 伊勢シーパラダイス 須磨水族園
大分マリーンパレス    

キオビヤドクガエルはヤドクガエルの中では最も多くの施設で展示されている種類です。 

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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