広告 両生類図鑑 両生類図鑑-カエル

動物園・水族館両生類図鑑-ベルツノガエル(Ceratophrys ornata)

ベルツノガエルはアルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルのリオグランデ・ド・スル州に分布しており、草原に生息しています。

日本ではペットとして人気の高いカエルの仲間です。

 

 

ベルツノガエルについて!

ベルツノガエルは体長12.5cm程度にまで成長する無尾目ツノガエル科ツノガエル属のカエルです。

オスよりもメスの方が大型に成長します。

f:id:itsuwalove777:20210416005722j:plain

ベルツノガエルは緑色や緑褐色の体色をしており、褐色の斑紋が入ります。

目の上の突起はクランウェルツノガエルと比べると控えめです。

 

f:id:itsuwalove777:20210416005916j:plain

上の個体はアルビノ個体です。

幼体は水中・水上で警告音を発する事ができ、早い個体では孵化して3日で発する事ができるようです。(幼体同士の共食いを防ぐためだと考えられています。)

食性は肉食で昆虫、節足動物、爬虫類、両生類などを捕食しています。

地中に体を潜らせ、目の前を通る獲物を捕食します。

 

和名 ベルツノガエル
学名 Ceratophrys ornata
英名 Argentine horned frog
無尾目(Anura)
ツノガエル科(Ceratophryidae)
ツノガエル属(Ceratophrys)
分布

アルゼンチン、ウルグアイ

ブラジルのリオグランデ・ド・スル州

生息環境 草原

ベルツノガエルはアルゼンチン、ウルグアイ、ブラジルのリオグランデ・ド・スル州に分布しています。 

標高500m以下の草原に生息しており、水辺の近くで見られます。

雨期に産卵を行い、1度に200~1,000個の卵を産みます。

生息環境の開発やペット目的の乱獲により生息数は減少していると言われています。

日本でもペットとして飼育される事があり、主に飼育下繁殖個体が流通します。

流通している個体にはクランウェルツノガエルとの交雑種も含まれており、外見での区別は困難だと言われています。(アマゾンツノガエルとの交雑種がファンタジーツノガエルなどという名称で流通しています。)

ベルツノガエルを展示している施設!

情報は記載当時のJAZAの情報です。(2021年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ベルツノガエルを展示しているJAZA加入の施設は11ヵ所です。

展示している施設の一覧は記事の一番下に記載しています。

ベルツノガエルとサンシャイン水族館

サンシャイン水族館では水から陸へ~両生類の世界~にてベルツノガエルを展示しています。

f:id:itsuwalove777:20210416005722j:plain

サンシャイン水族館では上のようなノーマルの個体が展示されており、泥の中に潜るようにしていました。(自然下でも上半身だけ残して潜り、通りかかった獲物を捕らえます。)

このエリアではベルツノガエルの他にコモリガエル、アイゾメヤドクガエル、マダラヤドクガエル、イエアメガエル、ジュウジメドクアマガエルなどを展示しています。

ベルツノガエルと鳥羽水族館

鳥羽水族館では奇跡の森エリアにてベルツノガエルを展示しています。

f:id:itsuwalove777:20210416005916j:plain

鳥羽水族館では上のようなアルビノ個体が展示されています。

このエリアではベルツノガエルの他にアカメアマガエル、キオビヤドクガエル、ミドリヒキガエル、イチゴヤドクガエル、バジェットガエル、コケガエル、ニューギニアオオアマガエルを展示しています。

ベルツノガエルと伊勢シーパラダイス

伊勢シーパラダイスではウオアシスの壁の一面でベルツノガエルを展示しています。

f:id:itsuwalove777:20210416005641j:plain

上のように壁に水槽が埋め込まれているような場所があり、ここで多くのカエルを展示しています。

このエリアではベルツノガエルの他にイエアメガエル、ハナトガリガエル、アイゾメヤドクガエル、キオビヤドクガエル、サビトマトガエル、エジプトミドリヒキガエルなどが展示されています。

ベルツノガエルを展示している施設の一覧

ベルツノガエルを展示しているJAZA加入の施設は11ヵ所です。

登別ニクス 上野動物園 足立区生物園
サンシャイン水族館 しながわ水族館 東山動物園
富士水族館 姫路セントラルパーク 鳥羽水族館
伊勢シーパラダイス のいち動物公園  

同じツノガエル科もクランウェルツノガエル(3施設)と比べると多くの施設で展示されています。 

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

-両生類図鑑, 両生類図鑑-カエル