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水族館魚図鑑-サンゴトラザメ(Atelomycterus marmoratus)

サンゴトラザメはインド洋〜西部太平洋のサンゴ礁に生息しており、家庭でも飼育されるほど飼育しやすい種類です。

広範囲に分布している種類ですが、生息環境の破壊により生息環境が失われており、IUCNに絶滅危惧とされています。

 

サンゴトラザメについて!

サンゴトラザメは最大70cmにまでなるトラザメの仲間です。

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サンゴトラザメの特徴は身体に無数にある斑点です。

斑点の色は黒系の色だけではなく、白に近い明るい色の斑点も混じっています。

他のトラザメと同じく、背びれが2基あります。

上の個体は白に近い体色をしていますが、黒に近い暗い色の個体もいます

 

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他のトラザメと同じように夜行性で、日中は岩陰で隠れ、夜になると無脊椎動物や硬骨魚類を食べます。

食事が終わると同じ住処に戻ることができるようです。

見た目によらず、他の小型のサメと比べて攻撃的で口に入らないような大きさの相手を捕食しようと試みることも多いようです。(待ち伏せて餌が来ると突進して捕食を試みるようです。)

繁殖方法は卵生で一度に2つの卵を産み、卵は半年程度で孵化し、孵化当時の大きさは10〜13cmです。

 

和名 サンゴトラザメ
学名 Atelomycterus marmoratus
英名 Coral catshark
メジロザメ目(Carcharhiniformes)
トラザメ科(Scyliorhinidae)
サンゴトラザメ属(Atelomycterus)
分布

西部太平洋

生息環境  

サンゴトラザメは分布範囲は広いですが、環境の破壊による個体数の減少によってIUCNは準絶滅危惧としています。

東南アジアの一部では食用や魚粉や肝油等として利用している地域もあるようです。

国内では口永良部島でのみ見られ、パキスタンやインドのサンゴ礁まで見られます。

 

サンゴトラザメを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年3月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

サンゴトラザメはJAZA加入の施設のうち、5ヶ所の施設で展示されています。

大洗水族館 アクアパーク品川 宮津水族館
大阪海遊館 須磨水族園  

関東〜関西の水族館のみで展示されているようです。

サンゴトラザメと大洗水族館

大洗水族館では、サメの海というエリアにて展示されています。

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この水槽では多くのサンゴトラザメが展示されており、夜行性のサンゴトラザメが泳いでいる姿を多く見ることができます。

 

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多くのサンゴトラザメが展示されているので個体差による色の違いも比較することができます

サメで有名な大洗水族館でも最も展示されているサメの種類が多い水槽なので、色々と観察してみてください!

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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