ブラウンシャイシャークは南アフリカ共和国の東南部沿岸に生息しているトラザメの仲間です。
名前の由来は危険を察知すると頭を守るように丸くなることから来ています。
ブラウンシャイシャークについて!
ブラウンシャイシャークは最大70cmになるトラザメの仲間です。
名前のとおり、体色は茶色で上の模様は確認できません。
個体によっては僅かな斑点などが確認される場合もあるようです。
クリクリした目が可愛いです。
商業的に利用される事もあり、分布域が狭いので個体数の減少が心配されています。
ブラウンシャイシャークは主に硬骨魚類やロブスターを食べています。
和名 | ブラウンシャイシャーク |
---|---|
学名 | Haploblepharus fuscus |
英名 | Brown shy shark |
目 | メジロザメ目(Carcharhiniformes) |
科 | トラザメ科(Scyliorhinidae) |
属 | ウチキトラザメ属(Haploblepharus) |
分布 |
南アフリカ沿岸 |
生息環境 |
英名のBrown shy sharkは、茶色の恥ずかしがり屋のサメという意味ですが、これは危険を感じると尾びれを頭の上に持ってきて丸くなることが由来となっています。
このような習性から分かるように極めておとなしいサメです。
繁殖スタイルは卵生で、卵は4か月程度で孵化するようです。
卵から孵化させた実績のある大洗水族館では、子供には大人の個体には見られない白い斑点と黒の縞模様が確認できたとのことです。
ブラウンシャイシャークを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年3月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ブラウンシャイシャークを展示している水族館は大洗水族館のみです。
ブラウンシャイシャークと大洗水族館
大洗水族館ではサメの海エリアで展示しています。
ポートジャクソンシャークやホーンシャークといったネコザメの仲間と一緒に展示されています。
明るい時間帯は活発ではないのか動いている姿を見ることはできませんでした。
大洗水族館では、ブラウンシャイシャークの繁殖にも成功しておりJAZAから繁殖賞ももらっています。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。