今回紹介する魚はテツギョです!
普通のフナとは異なり、ヒレが大きく発達しているのが特徴で、人間が意図的に品種改良したものではありません。
テツギョについて!
テツギョはヒレが長い種類で、宮城県の魚取沼一帯に生息しているのを発見され、魚取沼一帯に生息する個体群は天然記念物に指定されており、現在は採取が禁じられています。(禁止前から繁殖させていたこの産地の個体が出回ることはあるようです。)
その後、数カ所でも似た個体群が見つかっています。
上の画像のように、長いヒレが特徴の魚ですが、実はフナとリュウキンとの交雑種がテツギョのようなになることは確認されています。
そのため、現在ではフナと金魚の交雑種ではないかと言われています。(諸説あります)
色も青っぽいものから、黄色やオレンジの個体もいます。
ヒレの長さは個体により様々で、上の個体は特にヒレが長い個体です。
名前 | テツギョ |
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漢字 | 鉄魚 |
一時期に比べると値段は安価になっており、魚取沼一帯の繁殖個体でも1,000円ちょっとくらいで販売されているようです。(10年くらい前は数倍してた気がしますが…)
テツギョを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年1月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
JAZA加入の施設のうち、5箇所で展示されています。(足立区生物園には訪れましたが見つかりませんでした)
登別ニクス | 足立区生物園 | すみだ水族館 |
富士水族館 | 志摩マリンランド |
テツギョとすみだ水族館
すみだ水族館では、江戸リウムにてテツギョの展示を行っています。
特徴的な見た目で、体色だけ見るとフナですが長いヒレが普通のフナではないことを主張しています!
一番初めに紹介した写真と比べるとヒレが短い個体であることが分かります!
江戸リウムのカフェの近くの水槽で展示されているので、是非観察してみてください。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。