今回紹介する魚はヤマブキ色の体色が由来のベラの仲間、ヤマブキベラです!
ヤマブキ色が由来ですが、様々な色が入ったとても綺麗なベラです!
ヤマブキベラについて!
ヤマブキベラは20cmにまで成長する中型のベラです!
ニシキベラ属の種類らしい、鮮やかな体色が特徴です!
顔に入っているラインがとてもお洒落です!(この顔に色々と線が入っているのがオスのヤマブキベラです)
ヤマブキという名前が付けられていますが、鮮やかな黄色、水色、オレンジ、緑の美しいグラデーションがとても綺麗です!
一番上の個体よりも少し小さめの個体で、体色に少し違いがあります!
顔に線が入っているのが分かると思いますが、これがオスのヤマブキベラの特徴でメスは茶色の地味な体色をしています。
和名 | ヤマブキベラ |
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学名 | Thalassoma lutescens |
英名 | Yellow Moon Wrasse |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | ベラ科(Labridae) |
属 | ニシキベラ属(Thalassoma) |
分布 |
インド洋~太平洋 |
生息環境 |
サンゴ礁、岩礁地帯 |
英名は「Yellow Moon Wrasse 」とてもお洒落な名前です!
インド洋~太平洋に幅広く生息しており、沖縄のサンゴ礁でも見られる一般的なベラの仲間のようです。
ニシキベラ属の仲間はヤマブキベラを含めてカラフルで綺麗な種類が多いです!
ヤマブキベラを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年2月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ヤマブキベラはJAZA加入の施設のうち21箇所もの施設で展示されています!
登別ニクス | 福島海洋科学館 | 大洗水族館 |
鴨川シーワールド | 葛西臨海水族園 | すみだ水族館 |
八景島シーパラダイス | 新潟市水族館 | 寺泊水族博物館 |
三津シーパラダイス | 東海大海洋博物館 | 名古屋港水族館 |
鳥羽水族館 | 志摩マリンランド | 串本海中公園 |
大阪海遊館 | 須磨水族園 | 美ら海水族館 |
見た目がカラフルで国内でも多く見られるので、展示している水族館も多いようです。
ヤマブキベラと葛西臨海水族園
葛西臨海水族園では、小笠原水槽①、④にてヤマブキベラを展示しています。
小笠原水槽①の方が水槽が小さく、水がクリアで明るいので観察しやすいと思います!
カラフルな魚が多く展示されていますが、ヤマブキベラの明るいカラーは遠くから見ても目立ちます!
活発に活動してくれるので、写真も撮りやすいです!
振り向き美人ですね!(オスですが…)
こちらは小笠原水槽④で展示されているヤマブキベラです。
小笠原水槽①に比べると水槽が大きく、水に色が付いているのため観察するのが難しいです…!
しかし、こちらの方が迫力のある個体が展示されているので、是非探してみて下さい!
ヤマブキベラとすみだ水族館
すみだ水族館では、サンゴ礁水槽の一番手前側の水槽にて展示されています!
水槽内に複数匹展示されており、夕方以降は暗くなるためか、岩に寄り添って休んでいる姿を多く見ることができます!
夕方以降はブルーのライトでライトアップされているので、体も青っぽく見えて綺麗です!
360℃から観察できる水槽の中に3匹?くらい展示されているので、ヤマブキベラを観察しやすい水槽でオススメです!
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。