今回紹介する魚はソメワケベラ属の仲間のうち、唯一日本で見ることができないハワイアンクリーナーラスという種類です!
名前通りハワイ周辺で見られる種類になります!
ハワイアンクリーナーラスについて!
ハワイアンクリーナーラスは10cmくらいになる小型のベラの仲間です。
見にくいですが、左側のサドルラス(真ん中が赤い魚)の隣にいるのがハワイアンクリーナーラスです!
ホンソメワケベラに似ていますが、より鮮やかな体色をしています。
頭は黄色で青、尻尾の方は綺麗な紫色という非常に綺麗な色をしており、観賞魚としても人気の高い種類になります。(飼育は難しく流通量は少ないみたいですが…)
こちらが水族館でも多く展示されているホンソメワケベラです!
シルエットは似ていますが、ハワイアンクリーナーラスと比べると色は落ち着いています。
和名 | ハワイアンクリーナーラス |
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学名 | Labroides phthirophagus |
英名 | Hawaiian cleaner wrasse |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | ベラ科(Labridae) |
属 | ソメワケベラ属(Labroides) |
分布 |
ハワイ固有種 |
生息環境 | サンゴ礁 |
ハワイ周辺にのみ生息する種類で、英名は「ハワイの掃除するベラ」という意味になります。
ちなみにホンソメワケベラは「Bluestreak cleaner wrasse」と呼ばれています!(ソメワケベラの仲間はCleaner wraseと呼ばれています。)
クリーナーラスと呼ばれているだけあってホンソメワケベラと同じように他の魚の掃除を行います!
ハワイアンクリーナーラスを展示している水族館!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年1月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
JAZA加入の施設のうち、クリーナーラスを展示している水族館は葛西臨海水族園のみです。
ハワイアンクリーナーラスと葛西臨海水族園
葛西臨海水族では、ハワイ沿岸水槽にてハワイアンクリーナーラスを展示しています。
この水槽にはハワイに生息するカラフルなキンチャクダイやチョウチョウウオなどを展示している水槽で、国内の水族館ではここでしか展示していないような魚も展示されています!
小さな水槽なので、ずっと見ていることは難しいかもしれませんがハワイアンクリーナーラスが他の魚に引っ付いて泳ぐ姿を観察することができるかもしれません!
小さな水槽ですが、葛西臨海水族園の中でもオススメの水槽ですので是非観察してみて下さい!
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。