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水族館魚図鑑-ゾウギンザメ (Callorhinchus milii) ゾウの鼻を持つサメ…??

今回紹介するのはオーストラリア等に生息するゾウの鼻をしたサメ、ゾウギンザメです!

ゾウギンザメ展示中! | お知らせ一覧 | サンシャイン水族館

ゾウギンザメ属は3種が存在していますが、サンシャイン水族館に展示されているゾウギンザメは学名が書いていませんが、和名がゾウギンザメということでCallorhinchus miliiで合っていると思います!

ゾウギンザメ(大事なことなので、もう1回紹介させてくださいっ)|海遊館とつながる|海遊館

海遊館はCallorhinchus miliiと明記してあります!今回は一般的にゾウギンザメと呼ばれているCallorhinchus miliiについて紹介していきます!

 

 

ゾウギンザメについて!

ゾウギンザメは最大で1mほどの小型のサメです!

サメと言われるとホオジロザメやジンベイザメのような大きな種類を思い浮かべる方が多いと思いますが、ゾウギンザメのような1m前後の小さなサメの方が種類が多いです!

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ゾウギンザメという名前の通り、確かに銀色です!

普段は水深の深い海に住んでいる魚なので水槽自体が暗く見にくいですが、綺麗な銅と銀色がカッコイイです!

この不思議な模様がとても綺麗な魚です!

 

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正面から見てもゾウのような鼻が目立ちます!

シュモクザメのハンマーやノコギリザメのノコギリのように、ゾウギンザメのゾウの鼻のような部分にはロレンチーニ器官を備えています!(一言で言うとサメやエイが持つ微弱な電流を察知するセンサーのような器官です。)

愛嬌のある顔をしていますが、背びれに毒を持っているようです…

 

昔から姿を変えていない魚として有名なシーラカンスよりも昔から姿を変えていない魚として知られています。

進化速度が極めて遅い魚とされています!

「サメのゲノム解析」について、記者発表しました。|海遊館ニュース|海遊館とつながる|海遊館

 

和名 ゾウギンザメ
学名 Callorhinchus milii
英名 Ghost shark
ギンザメ目(Chimaeriformes)
ゾウギンザメ科(Callorhinchidae)
ゾウギンザメ属(Callorhinchus)
分布

オーストラリア南岸~ニュージーランド付近

生息環境 深海(産卵期のみ浅瀬)

オーストラリアの南岸~ニュージーランド付近に分布していますので、もちろん日本近海で見る事はできません!

現地では特別珍しい魚ではなく、一般的にみられる魚のようです。

英名のGhost sharkってカッコイイ名前ですよね!

ゾウギンザメを展示している水族館!

情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2020年1月更新)

実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)

 

ゾウギンザメを展示している水族館は海遊館とサンシャイン水族館のみです。

ゾウギンザメとサンシャイン水族館(2020年1月時点)

サンシャイン水族館では、国内で一番早くゾウギンザメの展示を始めた水族館です。

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数匹展示されており、水槽内で産卵が確認できるなど飼育はいい感じみたいです!

海遊館でも産卵していることから飼育下でも稚魚サメを見ることができるかもしれません!

ゾウギンザメの卵も展示中! | お知らせ一覧 | サンシャイン水族館

 

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産卵期だけ浅瀬に集まる習性があるようで、私が訪れたときには海面に顔を出したりしていたのですが、その約2週間後に産卵の情報が流れてきました!

 

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反射が酷いですが、上の画像のように水面に頭を出していました…

見ている時は頭がおかしくなったのかと思いましたが…←

本当は産卵期で何か意味がある行為だったのかもしれませんね!

 

ゾウギンザメは形だけではなく、模様も綺麗でオススメのサメになります!

大型にはなりませんが、ユニークなサメなので海遊館やサンシャイン水族館を訪れた際には是非観察してみてください!

 

ここまで

最後までお読みいただきありがとうございます。

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