今回紹介するチョウチョウウオはベニオチョウチョウウオです。
尾びれの部分が紅色なのでベニイロという名前になっていますが、尾びれ付近の色は紅色というよりは薄目のオレンジ色や黄色に近い和名あるあるのようなチョウチョウウオです!
ベニオチョウチョウウオについて!
ベニオチョウチョウウオは体長12cm程度のチョウチョウウオの中でも小型のチョウチョウウオです。
ちょっと見ただけでは他のチョウチョウウオと比べるとちょっと地味かもしれませんが、模様を良く見るととても綺麗なチョウチョウウオです。
上の画像を見て頂くと分かるように、紅色の尾びれではなくオレンジや黄色っぽい色をしています。
白色をベースに黒の縦ラインと尾びれ付近に黄色の模様が入っています。
個人的には目に入っているラインの模様がかっこよくて好きです!イナズマっぽくて良くないですか!?
和名 | ベニオチョウチョウウオ |
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学名 | Chaetodon mertensii |
英名 | Atoll butterflyfish |
目 | スズキ目(Perciformes) |
科 | チョウチョウウオ科(Chaetodontidae) |
属 | チョウチョウウオ属(Chaetodon) |
分布 | 中部太平洋
日本では小笠原諸島、奄美大島以南 |
生息環境 | サンゴ礁 |
ベニオチョウチョウウオはあまり流通していないようで観賞魚として購入する際も5,000円前後とそこそこ値段が高いようです。
ベニオチョウチョウウオを飼育している施設について!
情報は記載当時のJAZAや水槽の情報です。(2019年12月更新)
実際に行かれる際には現在も展示しているかどうか確認することをオススメします。(JAZAの情報は古いことも多いので注意してください)
ベニオチョウチョウウオを飼育しているJAZA加入の施設は2ヵ所のみになります。
葛西臨海水族園 | 名古屋港水族館 |
葛西臨海水族園(東京)と名古屋港水族館(愛知)のみで展示されているので、東日本の水族館でしか飼育されていないようです。
葛西臨海水族園
葛西臨海水族園の東京の海エリアの小笠原諸島水槽①にて展示されています。
ベニオチョウチョウウオとシチセンチョウチョウウオが同じ水槽で展示されています。
シチセンチョウチョウウオと共に水面付近で泳いでいることが多かったです。
ベニオチョウチョウウオもラインが7本くらいあり、名前だけ聞くと間違えてしまいそうですがシチセンチョウチョウウオが黄色ベースなのに対してベニオチョウチョウウオは白ベースなので簡単に見分けることができます。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございま