今回は、国内の動物園や水族館で多く展示されている フンボルトペンギン、ケープペンギン、マゼランペンギンについて判別の方法を紹介していきます!
この3種類は常温で飼育されていることが多く、多くの水族館・動物園で展示されています種類になります。
何故この3種を飼育している施設が多いの?
この3種のペンギンたちは氷上で生活している種類ではなく、温暖な気候にも適応することができるためです。
日本の夏でも野外で飼育できることから動物園や水族館で人気の高い種類になります!
特にフンボルトペンギンは国内での飼育頭数が1,600羽を超えており野生での個体数が約1万羽であることを考えると実に全体の約10%以上ものフンボルトペンギンが日本国内で飼育されています。
葛西臨海水族園のフンボルトペンギンたち!
100羽以上のフンボルトペンギンが屋外の大きな水槽で展示されています!
国内の動物園、水族館では飼育頭数をコントロールするために産卵した卵を卵を模した石とすり替えたりしているようです…
ペンギンが卵…?と思った方もいるかもしれませんが、ペンギンは鳥の仲間なので卵生です!
こう言うと繁殖が簡単なように聞こえますが、日本の気候が繁殖に適しており、他の地域ではなかなか繁殖できていないようです…
3種のペンギンの見分け方
学者によってはフンボルトペンギン、ケープペンギン、マゼランペンギンは同種だ!!
という説があるくらい近い種類で見た目も似ています!
しかし、見分け方のコツさえ分かっていれば簡単に?見分けることができるようになります!
簡単に見分けられる マゼランペンギンとその他!
初めに紹介するのは、マゼランペンギンとフンボルトペンギン・ケープペンギンの見分け方です!
左側からマゼランペンギン、フンボルトペンギン、ケープペンギンとなります!
どのペンギンも可愛いですね!!
どの種類も白と黒で似たような模様をしていますが、この模様の特徴で見分けることができます!
まずは分かりやすいマゼランペンギンの見分け方を紹介していきます!
他の2種類と異なり、マゼランペンギンは首元の黒いラインが2本ついています!!
この見分けやすい特徴があるので、マゼランペンギンは簡単に見分けることができます!
マゼランペンギンのマゼランは大航海時代の有名な航海者からきています!
南米アメリカ大陸の南の端の方に生息しています!
パートナーとの絆が強いことで知られており、飼育しているマゼランペンギンの相関図を設置している水族館もあります!(すみだ水族館や京都水族館等)
フンボルトペンギンとケープペンギンの見分け方
マゼランペンギンは簡単に見分けることができましたが、フンボルトペンギンとケープペンギンはちょっと難易度が上がります…
模様だけでも2つの見分けポイントがあるので、説明していきます!
・フンボルトペンギンとケープペンギンの見分けポイント1
見分けポイントの1つ目は、帯の太さです!
左側がフンボルトペンギン、右側がケープペンギンになります!
写真を見ていると分かるように、明らかにフンボルトペンギンの方が胸の部分にある帯が太いです!
コチラが分かりやすい方の特徴になります!
・フンボルトペンギンとケープペンギンの見分けポイント2
見分けポイントの2つ目は、顔の横の白い部分の幅の広さです。
左側がフンボルトペンギン、右側がケープペンギンです!
見にくいですが、赤枠で囲んだ顔の目の周りの黒い部分の横の白い部分の太さで見分けることができます。
フンボルトペンギンは白い部分の幅が狭いですが、ケープペンギンは白い部分が太いです!
右側の写真の手前の個体を見ても白の幅が広いことが分かると思います!
このように、模様の帯の数や広さによってフンボルトペンギン、ケープペンギン、マゼランペンギンを見分けることができます!
じっくり観察してみると模様が違うだけで印象が全然違います!
今回は日本で多く飼育されているペンギン3種類の見分け方を説明してみました!
動物園や水族館を訪れた際には是非比較してみてください!
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。