今回紹介するのは多摩動物公園のオーストラリア園についてです!
オーストラリアと言えばカンガルーやコアラといった変わった動物をイメージされると思います。
それ以外にも独自の進化を遂げた動物が多く生息している地域ですので、観察してみましょう!
多摩動物公園のオーストラリア園の概要!
オーストラリアとの友好を示す施設ともなっています!
同じ動物園内でカンガルー・ワラルー・ワラビーを見ることができる動物園は意外と少ないので、違いを観察していきましょう!
(どれもカンガルー目カンガルー科の動物で大きさの大きい方からカンガルー(大)、ワラルー(中)、ワラビー(小)となっています。)
オーストラリアの動物の中でも、コアラやエミュー、カンガルーといった動物は他の動物園でも飼育している場所がありますが、タスマニアデビルは多摩動物公園でしか見ることができない動物です!
次は多摩動物公園で飼育されている、他の動物園ではあまり見られない動物達を紹介していきます。
オーストラリア園のレアな動物たち!
オーストラリア園は展示種類が少ないので、国内で飼育している動物園が10箇所以下の動物を紹介していきます!(JAZA加入の施設のみをカウント)
・タスマニアデビル
この動物は国内では多摩動物公園でしか見れない動物になります。
一般的な知名度はそんなに高くありませんが、デビルという名前のインパクトは大きいです!
多摩動物公園内では人気の高い動物です!
私の訪れた時には展示スペースの端の方で眠っていました…
なんとなく黒い毛がちょっとだけ見えるレベルでした…
この動物は次に行った際に絶対に見たい動物になります!
サマーナイトでは夜のキーパーズトークやぱくぱくタイムを開催!夜ならではの動物の様子をご覧ください。また、園長による「デビルトーク」では、タスマニアデビルをご紹介。こちらは定員制で抽選となりますが、、夜のデビルはみなさん、ご覧いただけます。もっとアクティブなデビルを見られるかな? pic.twitter.com/qvy3EEBmLA
— 多摩動物公園[公式] (@TamaZooPark) August 18, 2019
・フクロギツネ
フクロギツネを飼育している動物園は多摩動物公園のみです。
絶滅してしまいましたが、オーストラリアにはフクロオオカミという種類も生息していました。
・ケナガワラルー
カンガルーよりは小さく、ワラビーよりは大きいワラルーという名前をつけられている動物です。
日本動物園水族館協会加入の施設では国内で2カ所でしか飼育されていない動物になります。
カンガルーとワラビーの知名度は高いのですが、ワラルーとなると一気に認知度が下がります。
ワラビーは小さくて可愛いですが、ワラルーは大分大きいです… ポーズと相まっておっさんのようです。
・シマオイワワラビー
シマオイワワラビーは他のカンガルー科の動物とは異なり、きれいな体毛が特徴のカンガルー科の動物になります。
国内で飼育している場所は多摩動物公園の他に、埼玉こども動物公園のみですが、多摩動物公園では数多く見ることができます!
名前にもなっている尻尾の縞模様がきれいで特徴になっています。
・アオバネワライカワセミ
ワライカワセミゾーンに飼育されているアオバネワライカワセミも国内で飼育している動物園が5箇所しかないレアな鳥になります。
名前の通り、青い羽を持つワライカワセミでワライカワセミよりも大きな体をしています!
人が笑っているかのような鳴き声を出すので、ワライカワセミという名前になっています。
是非、鳴き声を聞いてみてください! 結構大声で鳴きます!
・オーストラリアガマグチヨタカ
名前が独特な鳥です…
名前の由来は大きく開ける口が、ガマグチ…(あれ?これって最近の子どもには伝わらなさそう)のようだからです!
一度聞いたら忘れないようなインパクトがあるオーストラリアガマグチヨタカはコアラ館の暗い所にいたはずです!、
オーストラリア園の個人的おすすめ動物たち!
オーストラリア園には多くの珍しい動物が展示されていますが、その中で個人的におすすめの動物達を紹介していきます!
・コアラ
多摩動物園のオーストラリア園の中でも断トツの人気者です!
2019年には8年ぶりに繁殖に成功するなど、良いニュースもあり更に注目度が上がっています。
えさの時間を良いポジションで見たいなら早めに行って待っている必要があります!(えさやりイベント中で一番混雑します)
意外とがっちりとしているコアラ!
・シマオイワワラビー
多摩動物公園にはシマオイワワラビーとパルマワラビーという2種類のワラビーが展示されています!
私のおすすめはシマオイワワラビーです!
美しい毛皮と可愛いしっぽが特徴のワラビーで隣に展示されているケナガワラビーとは大きく異なります。
しょぼくれたシマオイワワラビーとゴロゴロしている個体!(かわいい)
オーストラリア園と赤ちゃん!
オーストラリア園で展示されている動物の中で繁殖事例頻度が高いものやおすすめの動物を紹介します!
・コアラ
2019年には8年ぶりに繁殖に成功するなど、注目が高まっています!
コアラを飼育している動物園が減ってきている中嬉しいニュースですね!
じゃ~ん!! 皆さん初めまして!! お母さんの袋からご挨拶。 ズーネットでもお知らせしたように、コアラのニーナのポケットでは2月7日生まれの仔が順調に成育中です。ほぼ半年が経過した今月6日に頭だけ出しているのを確認しました。早く全身出てこないかな・・・楽しみですね。 pic.twitter.com/rv8fW5wHRU
— 多摩動物公園[公式] (@TamaZooPark) August 9, 2019
・パルマワラビー
アカクビワラビーと並び、ワラビーの中でも多くの動物園で飼育されている種類になります!
小型のワラビーの赤ちゃんなのでかなり小さいです!
パルマワラビーの子どもたちが見ごろ!なんか、親子で「あっちむいてホイ」だったんで動かしてみた。動くのか、これ?だめだったらごめんなさい。(南) pic.twitter.com/KeXDOmd1dV
— 多摩動物公園[公式] (@TamaZooPark) October 18, 2015
・アカカンガルー
2019年にも赤ちゃんが誕生しており、一緒に展示されているのが観察することができます。
私が見た時は袋からは出ていましたが、小さくて可愛かったです!
暑くもなく寒くもなく、動物園行くしかないFine day! 足が6本、頭がふたつの動物もいますよ。アカカンガルー。(南) pic.twitter.com/00Rmrfa6h4
— 多摩動物公園[公式] (@TamaZooPark) November 5, 2015
大人のカンガルーとは違い、柔らかそうな毛をしています!
多摩動物公園のオーストラリア園は展示されている動物の種類こそ少ないですが、他の地域とは異なる生態を持った動物が多く展示されています。
子どもにとっても見たことがないような動物が多く展示されているので、インパクトが大きなゾーンになると思います!
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。