オオカミは意外と展示している動物園が少ない動物で、都内でオオカミを見ることができるのは多摩動物公園だけです!
アジアの草原ゾーンではオオカミの他にもモウコノウマ・ウマが展示されています!
オオカミは展示している動物園が少ないので、多摩動物公園を訪れた際には是非見ておきたい動物になります!
アジアの草原の位置や情報等!
アジアの草原の位置は多摩動物公園内でもアクセスが悪い位置にあります。
詳しい位置は下の地図を参考にして下さい!
ユキヒョウ→レッサーパンダという順路で見に来るのが一番良いと思います!
ショートカットする道も用意されており、カモシカが展示されている場所の横を通り、シフゾウ広場横の階段を登ると中央の通りからの最短距離で行くことができます。
上の地図上では階段で書かれている場所がショートカットのルートになります!
オオカミの飼育ゾーンについて!意外と姿を見せない…!
アジアの草原におけるメインの動物であるオオカミですが、タイミングが合わない時は全く姿を見ることができない動物になります。
多摩動物公園で展示されている種類はタイリクオオカミ(亜種名:ヨーロッパオオカミ)という種類になります。
外に出ていても上の写真のように木陰で休んでいることも多いです。
私は時間を変えて3回、合計で1時間くらい待っていましたが、まともに姿が見えたのは1回だけでした…
チラッとしか見えませんでしたが、遠目では俗に言われる狼犬(犬と狼を掛け合わせて品種改良された品種)やシベリアハスキーとの違いはほとんど分かりませんでした。
オオカミはもっとカッコイイものだとイメージがあったので、初めて見たオオカミは少し拍子抜けでしたが、次はもっと間近で見られるように粘りたいです!
檻越しでも良い!という方は、オオカミの展示場とモウコノウマの境目あたりにオオカミが飼育されている場所があるので、そこに行くと檻の中にいるオオカミが見られるかもしれません。
ちなみに、日本国内でオオカミを見ることができる動物園は10カ所程度で、そのうちほとんどの動物園で飼育されているオオカミがシンリンオオカミという北アメリカの一部に生息しているオオカミとしては小型の種類を展示しています。
タイリクオオカミ(亜種を含む)を飼育している動物園は多摩動物公園、浜松市動物園、天王寺動物園の3つの動物園になります。
タイリクオオカミの体重はシンリンオオカミの約2倍ほどあるので、迫力のあるオオカミを見たい場合はタイリクオオカミを展示している動物園に行くのが良いと思います!
モウコノウマはイケメン?国内の動物園で見られるのはここだけ!
オオカミの展示場から際に奥に行くとモウコノウマが展示されている展示場に出ます。
モウコノウマは現存する唯一の野生馬となります。(最近の調査では、家畜馬の子孫だというDNAの調査結果もありますが…)
モウコ(蒙古)から分かるようにモンゴルを中心に生息していた馬できれいな体色をしています!
そんなモウコノウマも野生下では一度絶滅してしまっていますが、動物園で繁殖させていた個体を野生に放つなど種としては存続しております。
日頃目にする機会が多い、競馬に使われるような馬と比べると足の作りや体格が違うのが分かると思います。
髪の毛(鬣)もツンツンの陽キャのような馬です!
歩いているモウコノウマ
基本的に群れで行動しているので、はぐれている子を撮ってみました。
ナイスカメラ目線!!
普通の馬よりも目が細い気がします。
モウコノウマを展示している動物園は国内では多摩動物公園だけですので、オオカミを見に来た場合は是非一緒に観察してみてください!
普通のウマも良い!!
オオカミ→モウコノウマときて、アジアの草原の一番奥には普通のウマも展示されています。
オオカミやモウコノウマに比べると、普通のウマか〜となるかもしれませんが、柵までの距離が近く至近距離で観察することができます。
この距離感です!
先ほどのモウコノウマが髪の毛ツンツンだったのと比べると、この子は横に流しており物語の貴公子のような髪型になっています。
この近さで見ると、迫力抜群なので是非アジアの草原の奥まで会いに行っていただきたいです!
人に慣れているのか、柵の前まで行くと歩いてきてくれました!
可愛くて、ついついしゃがみ込んで観察してしまいました!
アジアの草原は中心部からアクセスしにくい場所にありますが、オオカミやモウコノウマといった他の動物園ではなかなか見ることができない動物が展示されているゾーンになるので、是非訪れて頂きたいゾーンになります。
ここまで
最後までお読みいただきありがとうございます。